ノーチラス号の冒険 第1巻 忘れられた島
ナディアじゃないよ(笑)ちょっとそういうのを期待してたものあります。普通に冒険児童書でした…。
少女マンガとか文学に出てくるインド人って、お金持ちでターバンと褐色の肌が格好良くって、素敵なキャラが多いですよね!これもご多分に漏れず素敵インドキャラが登場します。正確には主人公はインド系イギリス人?『実は王子様』なんてベタ展開アリ。
ネモ船長の息子という設定の主人公。出自のことは知らずにノーチラス号を狙う軍にさらわれてしまっていやおうなく冒険の旅に…という導入部分な感じの1巻でした。このナディアでいうところのガーゴイル役の軍人が、主人公の親友の父親という、上手く調理すれば萌え!な展開なんだけれども(親友と敵対)。
攫われて「さぁどうなる!?」と思ったら「あれから数週間」とくるですよ。狭い艦内にあんまし仲良く無かった学友たちと閉じ込められて何してたんだよ!とか、親友の事を思って悶々としたりとか、やることいっぱいあるじゃん…。
萌え部分で不満が残りましたが普通に面白いと思います。あ、表紙にだまされました!(笑)中の挿絵はあんまり格好良くなかった。がくー。