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グラスホッパー 感想


グラスホッパー

元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに—「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。

ついに伊坂デビューしました!
魔王JR、waltzワルツと、めぐたん版伊坂ワールドはハマりまくっておりまして、当然原作としてとても気になってはおりました。
ただ漫画版が好きすぎて設定の違いとか、ネタバレとか、「ああこれ小説で出てきたやつだ」な読み方をしたくなくて、かえって敬遠するはめに。
そうは言っても魔王は完結しましたしね。ワルツも魔王の4年前でキャラの生死や関係性の変化は気にしなくても良いので、とりあえず読みやすそうな(蝉たんの出てくる)グラスホッパーから!

…失敗したかも!(笑)

だって…蝉も岩西も死んじゃうじゃありませんか…。びっくりですよ、もう。
唯一の救いといったら片方が残る訳ではなかった所かな。きっと蝉たんは置いていかれるのに耐えきれないと思うんで(どういうドリームだよ)。
パスポートの下りはすごい萌えました。新婚旅行準備かー。小物っぽかった岩西だけど、蝉へのラブは変わってなくて安心!

萌えについてはこれくらいで、全体にはやっぱり面白かったです。
同じ場面が三者三様で展開していくトリニティシステム?な雰囲気で、すごく密度の濃い2日間の話になってました。
文体も格好よくて、すごくいいタイミングで時間が止まってるかのような場面描写が入るんですよね。あと、思わせぶりなセリフとか小物とか色とか。一行たりとも隙がない!って感じでまさに「対決」です。
もちろん魔王JRで使われた場面やセリフもたくさん出てきて、ニヤニヤできました。めぐたんの編集能力に改めて脱帽!

伊坂氏や西尾某って、昔の田中芳樹氏や栗本薫氏のような位置づけなのかな。三人称ラノベとでも申しましょうか。今はライトノベルの定義自体も違うかもしれないけど…。
次は兄弟スキー的に「重力ピエロ」ですかね?

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