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2017年4月の記事

霊応ゲーム


霊応ゲーム

1954年、イギリスの名門パブリック・スクールで学ぶ14歳の気弱な少年ジョナサンは、同級生ばかりか教師にまでいじめられ、つらい日々を送っていた。しかしある時から、クラスで一目置かれる一匹狼のリチャードと仲良くなる。二人が親密になるにつれ、ジョナサンをいじめる悪童グループの仲間が一人、また一人と不可解な事件や事故に巻き込まれていく…彼らにいったい何が?少年たちの歪んだ心を巧みに描いた幻の傑作。

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オススメで気になったので読んでみました。・・・すごかったです。
細かい寮生活&学校生活を描いて積み上げて一気に壊す。かなりの長編ですが読ませてくれます。翻訳もそれほど違和感ありません。

父親を憎むリチャードと父親に認めてほしいジョナサン。仲良くなった当初からニコラスの扱いとか、危うい感じがしてねー。リチャードに心惹かれるのはわかるけどさー。
この中学生くらいの友達とくっついたり離れたりな感覚が眩しくもあり怖くもあり。

父親への感情から見てもうまくいかないのはわかりきってるんだけどね、この二人。青春モノではないので父親殺し(大人になる)はしません。
しない理由が母親の「呪い」なのかも。母親は手に入らないんだよ・・・父親は殺すことによって自分のものにできるのだけど、母親は恋人にはならないし殺すと呪いがかかるのだ。リチャードにとってジョナサンがカウンター呪いになったのかも。

霊応ゲーム(こっくりさん)の解釈はいろいろできそう。アレは思春期の集団ヒステリー的なものなのか、それとも「何か」なのか。

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2017年3月

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