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2020年12月の記事

人渣反派自救系統 感想

ネタバレにご注意ください。

人渣反派自救系統、YouTubeでのアニメ(穿书自救指南)が面白かったので一気読みしてきました!アニメ、良いところで終わってしまって気になりすぎるのがいけないと思います!

ストーリーは難しかったです(完)
……いえ、お話の流れは一本道で素直なのですが、ネットスラングやオタク用語が多用されていて自動翻訳では無理です。「お前のものは俺のもの」と言うセリフが分かっても「胖虎」がジャイアンだと分からなければ「ジャイアン理論」と翻訳できないわけで…ちゃんとオタクな人に訳してもらえると、主人公の高速セルフツッコミがものすごく面白いです(笑)

キャラは沈清秋がとても魅力的でした!オリジナルの悪役も、入れ替わった沈坦の方もどちらもいろいろ考えたくなる深いキャラですね。

沈坦(師尊)はオタクです。オタクということは家庭が金銭的に恵まれています。余裕があるからオタクなのです。PCを扱い、日本のアニメを大量に見ています。兄妹も複数いて、現世で沈坦が死んでも家族の仕事は困らない。

沈清秋(オリジナル)は貧しく辛い子供時代を過ごしました。氷河も幼少時代が恵まれてなくて師弟で不幸の再生産してたわけだけど、そこに恵まれた師尊が入って事態が好転するのはちょっとした皮肉が含まれてるように思えます

自分の力だけでは現状(本来のストーリーライン)を打開できなかった、なところに痛烈な皮肉が含まれてる気がしてて。自分の物の見方と行動が変わればキャラの生死すら変わる、そのきっかけは何なのかが面白いなあと思います

氷河が弟子入りするところで沈清秋(オリジナル)が氷河にものすごい嫉妬するシーン、あれがすごく怖くて印象に残っています。
優しい義母がいて羨ましい。若くて才能があって弟子入りできて羨ましい。氷河の全てが羨ましい。
自分が辛い子供時代だったんだからお前も辛くあれ、って、書き方がとてもとても怖かった。さすが魔道祖師で薛洋や
金光瑤を描いた作者さんです。
もちろん読者(師尊) のメタ目線だと氷河の過去がそんな甘いものじゃないってわかるのもあるのですが、児童虐待ダメ絶対!とか泣いてたら可哀想でしょ!?なフツーの感覚って、意外に普通には育たないのかなみたいな…。ちゃんとした余裕がないと視野が広がらないのかも?みたいな……視野が広がると岳清源(七哥)の見方も変わった訳ですし。

薛洋と魏無羡のような、表裏一体な構成も面白いなと思います。

萌えシーンは最後にどっと詰まっていました!(笑)
師尊の笑顔が欲しい、貴方はたくさんの笑顔に囲まれているけれど自分に笑いかけてくれる人は師尊しかいない。貴方が私だけに向けてくれる笑顔が欲しい。

一途か〜〜〜!!!氷河!!ずっと不器用で寂しがり屋で…。
外伝で元世界とのクロスオーバー?、「あのハーレムには師尊がいなかった」ってセリフはそのままの意味もあるけど、元の氷河はハーレムで大量の美女に囲まれてても望むたった一人の笑顔は手に入れられてなかった、な意味もあるのでは。

扇子で頭ポンポンされているのが可愛くて好きです!!ワンコめ。
師尊も「これからは師が一緒です」って応えるのがとても良い…!最高の返答セリフだと思います!!お幸せに!!!
1日の最後に見る顔が氷河で、最初に見たいのも氷河だっていうのもたまらんです。本当に氷河の事ががかわいくて大好きなんだなあと幸せになれる〜お互いに笑顔を見ていたいって、最高か!

ちょっと倒錯的な趣味として、師尊の抜け殻ボディに半裸で密着してるのが(ボディが腐らないようにしてるだけです!)あれは絵で見たら破壊力抜群ではないのかな〜〜。最初に理由分からないでこのシーンが出た時に「死体と…!?」って一瞬びっくりしてしまったのは内緒です。

脇役としては岳清源が好きなキャラなので救われてほしい…。
師尊のおかげで報われてはいるのだろうけど、救われるにはオリジナルの沈清秋がいないと駄目なのではないだろうか……別に現状で満足してても良いけど本来助けたかったのは沈清秋なんだし…。
オリジナルには七哥だって知られてはいたんですよね?(言語の壁)でも剣の呪い(寿命を使う)と、呪いを受けた理由はずっと秘密で、本来のストーリーでは秘密のまま沈清秋を庇って死んでいた。
外伝で沈清秋の記憶が無くなって人格が変わったのでは?な会議の時にも、他の峰主は「元に戻さなくても」な意見なのに、岳清源は無くしたものがあるなら取り戻した方がって言ってて。
やはり本当ならばオリジナルの方と和解できたら良かったのになあと無理なことを考えてみるのでした。

柳清歌にはこれからもツンデレ極めていただきたい……扇子拾い頑張って!
柳溟煙…途中で腐女子しぐさしてて気づいた(笑)顔を隠してる意味が全然違ってきて面白いw
尚清華…作者じゃん!なんとかしなよ!って思ったけどそこまでの権限が与えられてないのですね…外伝では「小説を書く人」への希望というか、もしかして作者さんの意思なのかも?
漠北君…こっちも不器用だなあ。
天郎君パパ。これは人類の敵か!?と思いきや、なかなか面白い敵役でした。結局誰も殺さなかったのが面白いところだと思います。


人渣反派自救系統

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